「英会話スクールを運営している。集客のために様々な努力を実践してきたが、近頃ますます生徒が集まらなくなってしまった」
この記事はこのような悩みをお持ちのための記事です。
生徒の集客に悩んでいる英会話スクール関係者の方はこちらの記事とあわせて読むと、何かヒントが見つかるかもしれません。参考になれば幸いです。
はじめに
英会話スクールを経営していく上で今通ってくれている生徒の離脱を防ぐことは大切ですが、毎月着実に新規の生徒を増やしていくことは、健全な経営上とても大切なことです。
そこで様々な媒体を通じて集客を行うわけですが、英会話スクールの生徒獲得競争は熾烈を極めています。
英会話にしても、既存の教室だけでなく、英会話教材やオンラインレッスン、英語パーソナルトレーニングなど、消費者にとっては様々な選択肢があります。
だからこそ、なぜ英語を話せるようになりたい人があなたの英会話スクールを選ぶべきなのか?努力は当然ですが、集客の大前提となるUSPの再認識及びブラッシュアップをする必要があります。
口コミの影響は?
英会話スクールの生徒集客がうまくいかなくなってきたとき、特に注意すべきなのは、新規の生徒を獲得できていない状況だけでなく、生徒の退学率です。
今あなたの英会話スクールに通っているものの、何らかの不満を抱えた生徒が退学し、それを口コミにアップするという事態が起こっている場合があります。
そこで、自社英会話スクールの口コミに関しては可能な限りチェックしておくことをおすすめします。
もちろん、誹謗中傷といった見る意味がない口コミもありますが、中にはサービスに強い不満を持った生徒が具体的に問題点を指摘している口コミもあります。
口コミにおいて具体性があるかどうかは、あなたの英会話スクールに関心を持っている人にとって、とても大きな意味を持つ情報になります。
何より、あなたの英会話スクールの質を改善する意味でも貴重な情報になります。「臭いものにフタ」ではなく、改善すべき点を改善するためのヒントとして、参考にする価値があります。
広告効果を検証する上で最も大切なこと
自社が他社に比べてどのような評判の英会話スクールであるのかをチェックした上で改めて確認したいのは、既存の集客効果と生徒の属性の把握です。
すなわち、どんな媒体からの集客効果が最も効果が高く、かつ継続率の高い生徒が多いのか。本当の意味での集客効果について、適切な検証をする価値があります。
例えば、あなたの英会話スクールが新規生徒を次の割合で獲得しているとします。
・紙媒体での広告出稿(30%)
・ウェブサイトから直接申し込み(20%)
・グーグルアドワーズからの申し込み(50%)
ここで大切なのは新規生徒の獲得率ではなく、申し込んできた生徒がどのような属性の人なのか。そして最も継続率が高い生徒がどの媒体から申し込んできたのか。
あなたの英会話スクールとの親和性を分析することです。
「数」より「質」を重視する
集客で最も大切なのは「数」ではありません。あなたの英会話スクールに通い続けてくれる生徒を集めることです。
いくら申し込み率が高くとも、すぐに退学してしまう生徒を何人集めたところで、集客効果はザルです。
いつまでも集客のための投資を継続しなければならないばかりか、安定した英会話スクールの経営をすることはできません。
どんな方法であれ、同じような集客法を継続していれば、やがて効果は薄れてきます。
そのため、「最も生徒獲得率が高い媒体及び方法」を知るだけでなく、「獲得した生徒の継続率が最も高い媒体及び方法」を知った上で、集客を実践していくことが大切です。
そしてここにこそ、あなたの英会話スクールが今後、生徒を集客していく上で大切なヒントが隠されています。
無理やりCVRを高めるリスク
ちなみに、ウェブ集客においても訴求法によって、生徒の属性が変わることは知っておいて損がありません。
例えばメリットを訴求し「今すぐ申し込み」をPRするDRM的な手法。
詳しい話は別記事にて述べますが、ここでは「反応率」だけ着目して集客することは、長い目で見て損をする可能性があります。
この点、アフィリエイトのような成果報酬型の広告を中心にウェブ集客をする場合、申し込む人の属性がバラけてしまい、申し込み後の退学率に影響が出ることを、知っておいて損はありません。
最後に
英会話業界は競争が過熱しています。いろんな会社がそれぞれ、生徒を獲得しようと競争を繰り広げています。
だからこそ大切なのは、ただ生徒を集めるだけでなく、あなたの英会話スクールに長く通ってくれる可能性が高い生徒をどのように獲得するか。親和性を意識した集客戦略を練り直すことが大切です。
すなわち、どのような経路であなたの英会話スクールを知った人が継続してくれているのか。どのような人があなたの英会話スクールを高く評価しているか。
集客経路及びUSPの見直しをして、より効果的な方法を検討していくことが大切です。以上、参考になれば幸いです。
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