私はアフィリエイトという100%完全成果主義のビジネスで10年以上継続。そこで、トータル100社を超える広告主のウェブサイトを見てきました。
そのなかで、驚くほど高い成約率を叩き出すウェブサイトがある一方で、見てくれは非常に素晴らしいのに、全然成約結果につながらないウェブサイトもあります。
それは大企業や中小企業、会社の規模等は一切関係ありませんでした。もちろん、サイトのきれいさも関係ありませんでした。
ウェブ集客の成功するサイトの特徴とは
それで、一体ウェブサイトで集客に成功する会社。そうでない会社。
一体何が違うのか?ウェブサイトを注意深く観察した結果、私なりに結論を得ることができました。
そこでこの記事では、ウェブ集客を実現したい中小の経営者の方向け、うまくいくウェブサイトのシンプルですが重要なポイントについて、情報をシェアさせていただきます。
「自社でウェブサイトを公開し、申し込み率のアップを狙っているが、実のところあまりうまくいっていない。改善点があれば今すぐ改善したい」
という方は、もしかしたらこれらの問題点を改善することによって、ウェブからの集客力がアップするかもしれません。
参考になれば幸いです。
売れるウェブサイトが押さえている7つの特徴
それでは、具体的に重要なポイントを一つ一つ、分かりやすくお伝えしていきます。
なかには当たり前過ぎてスルーされてしまうこともありますが、実はそういうことほど、ウェブ集客を成功するために重要なポイントになります。
予め、強くそのことを強調させていただきます。
ウェブサイト表示速度が速い
まず真っ先に注意したいのがウェブサイトの表示速度です。
結論から言って、
1・グーグル検索
2・貴社のウェブサイトをクリック
3・3秒経っても表示されない
となると、貴社のウェブサイトは見込み客から即座にスルーされる可能性が激増します。
一応「3秒」と書きましたが、実際は2秒でも微妙です。なぜなら、今の検索ユーザーは兎にも角にも「速さ」を求めているからです。
実際グーグルも検索上での表示速度を重要視しており、検索順位の表示ファクターの一つにしていることを公開しています。
あなたのウェブサイトの表示速度についてはこちらのURLで確認することができます。最低限「平均以上」。できれば「速い」を目指しましょう。
→https://developers.google.com/speed/pagespeed/insights/
スマホ対応している
かつてはPCで検索→申し込みが一般的でしたが、現在はスマホ対応が必須です。
いわゆるレスポンシブデザインを採用して、PCでもスマホでも、ストレスなく閲覧できるデザインのウェブサイトにしておくことが重要です。
検索キーワードとウェブサイトの内容が合致している
自社の商品に興味を持つ見込み客をウェブサイトに集客する。
そのために大切なのが、「どんなキーワードで」見込み客を集客するか、ということです。
結論から言って、買う気がない見込み客をいくら集めてアクセス数アップしたところで、あなたの目的が達成されることはありません。
そこで、いかに自社の商品に興味を持つ人がどんな言葉でグーグルを使っているか。それを考えた上でウェブサイトを作り、必要な記事を提供していくことが成功のポイントになります。
わかりやすい
ウェブサイトはユーザー1st。検索結果からアクセスをしたユーザーが
「これは一体何について書かれているウェブサイトなのか?」
「自分に役に立つのか?」
を直感的に理解できることが大切です。
もし、あなたのウェブサイトの内容が非常に素晴らしく、ユーザーに取って有益な情報が含まれていたとしても、それが伝わらなければ直帰率アップ。読まれることはないという、悲しい現実があります。
そのため、あなたのウェブサイトにアクセスしたユーザーが、「これは自分にとって読む価値がある記事である!」と認識できる仕組みを作ることが大切です。
具体的には、ページのタイトルやメインコンテンツ部分のキャッチコピーです。
文章が読みやすい
ページをタイトルを読み進めたユーザーが次に気にするのが文章の内容。
1・難しい言葉
2・漢字だらけ
3・行間が詰まりすぎて読みにくい
など、読み手の負担を考えていない文章は、即座にブラウザバックされてしまいます。
ウェブサイトの情報量が十分ある
いくら商品をガッチリ販売するためのランディングページを作っても、即断で申し込んでもらうことが、必ずしもプラスとは限りません。
場合によっては、あえて商品に関する理解を深めてもらう方が、ユーザー満足度がアップし、納得して購入してもらう可能性がアップします。
そのため、ランディングページとは別に、自社の特徴。メリット。見込み客となるユーザーが知りたいと思う情報を用意。
情報を事前に用意しておくことが、高い成約率と、ユーザー満足度、それともう1つ、商品のキャンセル率に影響します。
→無理やり申し込ませない!LP作成の注意点
ユーザビリティ抜群
最後に重要なのが、全体的なユーザビリティです。早い話、利用しやすいサイトかどうか。閲覧していてストレスを感じないか。
いわゆるウェブサイトのソフト面での対応です。
これは文字の大きさ、リンク間の変遷のしやすさ。情報の分かりやすさや見つけやすさ。総合的なポイントになります。
この点について別途詳しくまとめていますので、そちらをご覧ください。
→今さら聞けないウェブサイトのユーザビリティ【最低限これだけは】
まとめ
以上が売れるウェブサイトが押さえている7つの特徴です。
より細かいポイントはもっとあるのですが、大切なのはまず必要最低限のポイントをしっかり押さえること。
あれもこれも完全にこなそうとすれば、時間と労力がかかりすぎてしまい、動けなくなってしまいます。
そこでまず、優先度の高い重要なポイントから一つ一つ改善していくことで、ステップ・バイ・ステップ。無理なく状況を変えていくことができます。
最後に
こちらでご紹介したポイントは、「えっ、そんなことですか?」というポイントもあります。でも、そういう当たり前のことは、結構重要です。
サイトが重い。内容が分かりにくい。ユーザビリティが良くない。こういう小さなことで、離脱率はアップします。
そしてうまくいっているウェブサイトほど、凡事徹底。当たり前のことがしっかりできています。
以上、ウェブサイトを改善してウェブからの集客力アップを目指すあなた。ぜひこの7つのポイントを今すぐチェックしてみてください。改善できるポイントは、必ず見つかります。