ウェブで積極的に生徒を集めたい英会話スクール経営者の方のための記事です。
このページでは、「いかに長く通ってくれる生徒を集めればいいか?」という視点で、とても大切な情報をお伝えします。
あなたの英会話スクールが価格よりも質にプライドを持っている場合、特に意識しておきたい重要なポイントになります。
今後あなたがウェブ集客を活用して新規生徒を獲得。安定した英会話スクール経営を希望している場合、ぜひこの話を覚えておく価値があります。
では一体それはどんな話なのか?
それはズバリ、「うちの英会話スクールはこんなにもお得ですよ!」という価格の安さを全面にしてウェブ集客をしない方がいい話です。
「価格」でウェブ集客しない
ウェブ集客を狙う上で特に大切なのは、「どんなキーワードで生徒を集客するか?」ということです。
なぜなら、キーワードによって生徒の属性が変わり、生徒の継続率。定着率が変わってくるからです。
例えば、あなたが初心者を専門とした英会話スクールを経営しているのに、中上級者向けのキーワードで集客しても、それは完全にミスマッチ。あなたも申し込んだ人も、時間のムダに終わります。
そこで、ウェブ集客を実現していく上で大切なのは、
1・あなたの英会話スクールの特徴
2・検索している人のニーズ
この2つを正しく結びつけていく必要があります。
ここで大切なのは、検索されているキーワードそのもに、検索する人の意図がある、ということです。
それはすなわち、検索キーワードによって、どんな生徒が集まるかが、ある程度方向付けられることを意味します。
だからこそ、「価格」をPRしてウェブ集客することはある意味とても簡単な方法ですが、あなたが今後、新規生徒の定着率を高めたいなら。
「価格」をPRするのはやめておいた方がいいのです。
大切なのは新規生徒の定着率
英会話スクールが新規生徒を集客していく上で大切なのは、無料体験申し込み率だけでなく、「生徒の定着率」です。
早い話、無料体験申し込み後、1年2年3年。継続的にあなたの英会話スクールに通い続けてくれる生徒を集めることが一番の成功になります。
しかし、無料体験を申し込み入学。3ヶ月に退学されてしまっては、集客の効果としては、ベストとは言えません。
だからこそ、ウェブ集客をしていく段階で、定着率が高い生徒。つまり継続的に英語を学んでいきたい生徒を集めることが一番のポイントで、安さをPRすることは避けたほうがいいのです。
なぜか。その理由がこちらです。
安いからあなたの英会話スクールに通う→他に安いところがあればすぐそちらへ逃げられる→生徒が定着しない→常に新規生徒を集めなければ英会話スクールが成り立たない
例えば今すぐ、
英会話スクール 地域名 安い
などの検索をしてみてください。
各社が、激しい、血みどろの価格競争をしている現実を確認することができます。
あなたが資金力のある英会話スクールを運営しているなら、その戦いに勝つこともできるしょう。
しかしそれが本当に良い選択なのか?その点について、しっかり考える価値があります。
「価格」より大切なこと
ワンレッスンの価格が安ければ、利益率は下がります。
となれば、数で利益を出すしかありません。だから価格勝負は結局、資本力が強いところが勝ちます。
それは大企業の戦い方であり、多くの中小個人の英会話スクールが優先すべき手法ではありません。
大切なのは、「価格が他社より高くても納得できるサービスであるなら、喜んでお金を払ってもいい」という生徒がいる、という事実です。
そのことは、月の受講費10万以上の高額英語パーソナルトレーニングが生徒を集め続けていることからも明白な事実です。
すなわち、価格が高い=集客できないという話ではないのです。
むしろ逆に、価格の安さをPRしているところほど、無料申し込みからのCVが低く、生徒の定着率が低いことを実感しています。
具体的なサービス名・ジャンルを明かすことは差し控えますが、私が10年以上蓄積してきた実際のデータでは、
英会話のサービスでも「弊社はこれだけお得です!」とPRしているサービスほど、無料申し込み→申込確定の成功率が低い
という事実があります。
逆に、受講料が高額でも、そのサービスが「本当に価値がある」と生徒が納得するならば、申込確定率は高くなります。
これはとても大切な事実です。
英会話スクールの価値を「価格」で判断されてはいけない!
あなたもご存知の通り、新規生徒を集め続けるのは大変です。集めた生徒をいかに定着させるか。そこに英会話スクールの成功がかかっています。
なぜなら、いくら新規生徒を集め続けたところで、離脱率が高ければ、意味がないからです。
だからこそ、「どんな切り口で」「どんなキーワードで」ウェブ集客をしていくかは、とても大切な問題です。
そのために、「価格」というのは非常に分かりやすい切り口であると同時に、中小個人の英会話スクール経営者の方には、おすすめできない切り口です。
価格は簡単に他社と比較できます。
だからこそ、価格を切り口に集客をしてしまうと、そればかりが着目され、あなたの英会話スクールが持つ、本当の良さを、生徒に伝えられないリスクが生じます。
これは非常に損な話です。
だからこそ、ウェブ集客を実現していく上で大切なのは、「価格」をPRするのではなく、別の切り口。あなたの英会話スクールの良さを伝えるための切り口で、集客を実現していくことが大切です。
最後に
以上、なぜ「価格」をPRしてウェブ集客を狙ってはいけないか。一つの見方を提示させていただきました。
英会話スクールは長く通う生徒あってこそのこと。
「この英会話スクールはこういうところが素晴らしくて、何年も通っている」
その価値は、価格という一面的な基準で示すことができない、大切な価値です。
だからこそ、「私の英会話スクールは他社よりこれだけお得です」と価格で勝負するのではなく、別の切り口でウェブ集客を狙う。
それによって、あなたの英会話スクールの価値に納得し、通いたいと思う生徒を集めることができます。そして適正な価格でレッスンを提供することで利益率もアップします。
つまるところ、安い=生徒が集まると考えるのは苦難の道。
英会話スクールという、教育的に意義のあるビジネスをしているのですから、ぜひあなた自身を安売りすることなく、本質的な価値の提供を目指すことをおすすめします。
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