ウェブから生徒を集客。
無料体験などの申し込みフォームに到達させ、実際来店してもらい、生徒になってもらうのが、ウェブサイトを設置する大きな目的です。
そこで重要になるのが申し込みフォームのページ。
名前。電話番号。メールアドレス。必要な項目を記入してもらい、申込んでもらうわけですが、ここで一つ注意点があります。
それは、フォームに不適切な項目を用意すると申し込み率が下がってしまう、という話です。
無料体験希望なのになぜ住所を書く必要があるのか?
例えば、あなたが東京で英会話スクールを経営しているとします。そこであなたは、他社の申し込みフォームを確認したことはありますか?
他社の申し込みフォームを確認した上で、あなたが申し込みに不安を感じないフォームがあれば、ぜひそれを参考にしてみてください。
逆に、あなたが少しでも申し込みに抵抗を感じるフォームがあれば、それは一体何が原因なのか?じっくり考えることをおすすめします。
私がここで提案したいのは、無料体験の申し込みフォームで、住所を記入させる必要はない、という話です。
なぜか?「無料体験の申し込みをする段階なのに、なぜ住所まで記入しなければいけないのか?」という抵抗感を感じるからです。
「不自然さ」を感じさせれば離脱率が激増する!
確かに、申し込みフォームの項目を増やし、本気度の低い冷やかし客を排除するというのは考え方として大切です。
申し込みページに名前やメールアドレス、電話番号といった情報だけでなく、住所を登録させることによって、あなたは今後、無料体験で成約しなかった人に、ダイレクトメールを送るなどのアクションは可能です。
しかし、無料体験を受けたにも関わらず本契約に至らなかった人にそのようなプッシュをしても、どれくらい効果が期待できるのか?
その点を考慮する必要があります。
何より、申し込みフォームに個人情報を多く入力させ過ぎると、申し込みが嫌になり、そもそも離脱されてしまう可能性があります。
英会話教材のように、商品を購入して住所に郵送してもらうわけでもないのに、なぜ住所を求められるのか?
無料体験フォームに「不自然さ」を感じさせてしまうのは、大きなマイナスです。
勝者のやり方を真似しても意味はない!
もちろん、無料体験フォームに住所を書かせても、バンバン申し込みが入る英会話スクールもあります。
しかしそれは、今既に、グーグルにて指名検索がバンバン獲得できる「ダントツ」の英会話スクールです。
サービスの優位性が幅広く認知されており、「この英会話スクールに強い関心があります!」という、ユーザーからの興味をダントツに集めている。
そういう場合は、住所を書いてでも、無料体験に申し込みます。
しかしそれは勝者だからこそできること。あなたの英会話スクールがネットでの生徒集めに苦戦している場合、わざわざCVが下がる要因を作る必要はありません。
大手英会話スクールはどうか?
大切なのは結果論。
無料のオファーを提供している場合、無料オファーをしっかり請求してもらうための自然なフォームであることが絶対条件です。
実際、反応率にうるさい大手英会話スクールの申し込みページを見てみて下さい。
無料カウンセリングで生徒を集めるにしても、
1・名前
2・職業
3・学習目的
4・電話番号
5・メールアドレス
など、聞かれて不自然のない情報のみになっています。
やはり、あくまで無料体験を申し込むだけなのに、住所まで入力を要求される英会話スクールは、申し込みに不自然さを感じます。
儲かっている英会話スクールの申し込みフォームをチェックする
そのほか、ぜひあなた自身で確認して欲しいのですが、グーグルで、
英会話スクール 地域名
で上位表示されている英会話スクールの多くは、無料体験フォームで、住所の項目を用意していない事実です。
今、個人情報に敏感になっている人は多いということを踏まえ、無料体験フォームにどんな項目を用意して、どんな項目を用意しないのか。
しっかり熟考する必要があります。
キーワードは自然さです。入力項目に不自然さはないか。ストレスを感じないか。その感覚こそ、小さいようで、CVに大きな影響を与えています。
まとめ
最後にまとめです。
ウェブサイトの目的は、ウェブから生徒を集めること。そのために、ウェブサイトにアクセスしてくれた人を無料体験へスムーズに誘導。
ストレスなくフォームを入力し、「送信」ボタンを押してもらうことです。
このさい、フォームに警戒心や面倒くささを誘発する項目があれば、CVは劇下がりします。
具体的には「住所」の項目。フォームを入力する人にとって、心理的な負担やストレスになるので、フォームからは削除することをおすすめします。
これは小さなことですが、無料体験の申し込みをストレスなくスムーズにしてもらうために大切なことです。ぜひ、参考にしてみてください。
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