ウェブ集客を効率的に活用するために、特に重要になるのが、アクセス解析です。
すなわち、どんな経路、どのような方法でウェブサイトにアクセスがあったか?発生したアクセスがどのページに行き、どこで離脱したか?
データをチェックし、さらなる改善を実施。これによって、ウェブサイトがしかるべき役割を果たすことができるようになります。
ではどうやってアクセス解析を利用すればいいのか?
細かい話はいろいろありますが、特に重要な本質的なポイントを理解するだけで、実際のデータを現実レベルで役に立てることができます。
そこでこのページでは、アクセス解析で最低限チェックしたい重要ポイントだけを分かりやすくご説明します。
グーグルアナリティクスでチェックしたい3つのポイント
ウェブ集客と言えば、一般的にはアクセス数やPV数を指針にして対策を立てますが、ここで私が提案させていただきたいのは、CVの質です。
すなわち、大切なのはアクセス数よりも質。なぜなら、あなたがウェブサイトを公開する一番の目的は、ウェブから見込み客。すなわち生徒を獲得することが一番のポイントだと思うからです。
例えば、いくら1日のアクセス数が10000を突破しているサイトを運営していたとしても、肝心の申し込みが少なければ、そのアクセスの質がいいとは言えません。
詳しい話は省きますが、実際のところ、しかるべき戦略と目的を持ってウェブサイトを運用すれば、1日10アクセスなど極めて少ないアクセス数でも、極めて効率的な集客を実現できます。
ではそのために何が大切なのか?注目したい点がこちらの3つです。
CVワード
まず、あなたがアクセス解析のデータをリアルに活用したいと考えているなら、真っ先に注目したいのが、一体どんなキーワードであなたのウェブサイトを訪問した人が、申し込みをしたのか。そのCVをワードを知ることです。
言い換えればCVワードは今すぐワードです。つまりあなたのサービスを必要としていた人が検索したキーワードであり、それは申し込みに直結する、超重要なキーワードです。
そのワードを具体的に把握することで、直に効率的なウェブ集客ができるようになります。
ただし、近年グーグルアナリティクスはプライバシーの保護を名目に、キーワードの多くを(not provided)で隠すようになってしまいました。
そのため、CVワードを簡単に調べることができないのが現状です。ただし、大まかな可能性として、CVワードを検討することは可能です。それが次の項目です。
CVまでの経路
グーグルアナリティクスでCVページを目標に設定している場合、「目標パスの解析」という項目を活用し、ある程度、アクセスした人の行動をトレースすることができます。
そしてどのようなステップで目標ページで到達したのか?
1・目標の前のステップ1
2・目標の前のステップ2
3・目標の前のステップ3
の各ページをチェックし、次にそのページに関連すると思われるアクセスキーワードを、集客>概要>Organic Searchから見つけます。
ここでのポイントは、CVに至るまでの流れを想像して解析を進めていくことです。これによって、どのような遷移で目標ページまでの到達がスムーズに進むか。
想像力を養うことができ、より適切にページ内の情報を改善していくことができます。
目標ページに到達したキーワードを確認する
最後に、コンバージョンの高いキーワードを合わせてチェックし、関連性を見つけます。こちらをチェックすることで、具体的にどんなキーワードが目標ページへ到達しやすいのかという傾向をチェックします。
特に意識したいのは、「数」ではなく「割合(%)」です。割合が高いほど、CVにリーチしているアクセスだと考えられるからです。
目標ページ到達率が100%のキーワードはダイレクトに重要なので、それをダウンロードして傾向をチェック。サイトの改善に役立てます。
ちなみに、到着率が多少低くても、「平均セッション時間」が長いキーワードは、良質なアクセスを集められる可能性を秘めています。
キーワードを検索した人をイメージして、どのような人が、どんな目的で自社サイトにアクセスしたのか?ペルソナを意識することが大切です。
アクセス数を気にしすぎない
繰り返しになりますが、ウェブサイトを設置している一番の目的は集客。つまりあなたのサービスの申し込みにつながるアクセスを集めることです。
確かにアクセスは多い方がいいですが、実際問題、アクセスがあってもCVにつながらない問題は起こりえます。
ボランティアでウェブサイトを運営するならそれはそれでいいのかもしれませんが、事業のためにウェブ集客をしているのですから、アクセスをCVに変えていくことが大切です。
そのためのカギとなるのが、CVにつながるアクセスの解析。
実際のところ、今すぐ直でダイレクトにどんなキーワードからのアクセスが成約へつながったのかが分かれば便利なのですが、それをグーグルアナリティクスで調べるのは難しいです。
そのため、データを元にCVへつながるアクセスを解析していく必要があります。そこでチェックしたいのが、上記でご紹介した3つのポイントになります。
最後に
グーグルアナリティクスは様々な機能がありますが、大切なのは、目的を達成すること。目的とはCVアップ。つまり申し込みの獲得です。
そのために今あるデータを活用していくことが大切で、あれもこれも、すべてを完璧に使いこなす必要はありません。
必要最低限のデータをチェックするだけでも、ある程度の傾向を改善することができます。
より効率的にウェブ集客で成功したい方は、ぜひ、このページでご紹介したポイントをチェック。CVアップに役立てください。