変化は着実に起こっている。今売れる英語商材の傾向から感じたこと

売上チェック

2021年も4月。引き続きコロナの収束が見えない状況ですが、今は目の前の現実に対処する日々です。

そこでこの記事では、2021年1月~3月、英会話教材やスクール等の売上の実績をもとに気づいた話をシェアします。

個人的には、以前(2020年前)とは流れが明らかに変わったと感じています。

明るい気持ちになれる話ではありませんので、希望を感じる情報をお探しの方のご希望に沿うことはできませんが、現状を真正面から見据え今後を考えたい方は、この話が参考になるかもしれません。

はじめに

2020年9月以降、売上に関して影響を受け続けているのですが、そのなかで以前とは明らかに、売上に関して違う傾向があることに気づきました。

そのキーワードは「実利」「実用」です。

結論から言うと、「英語を話せるようになりたい」という漠然としたニーズが減少し、「TOEIC」や「具体的な目的な明確な英会話」の商材が売れる傾向にあります。

スクール関連では、パーソナルスクールといった光学の英語習得サービスは試行錯誤の連続で、2020年以前と比べると、集客に苦戦している状況です。

話はこういうこと

私が運営している英会話メディアは「英語を話せるようになりたい」初心者の方を対象とし、情報を公開しています。

にも関わらず、2021年1月より明らかに、英会話というよりは、TOEICの教材や、「このために英語を話せるようになります」といった目的が明確な教材の売上発生が印象的です。

この理由を考えていたのですが、やっはり思うことはシンプルです。気分やあいまいなニーズで英語のためにお金を払う人=英語業界のパイが減少しているという現実を、まざまざと感じています。

今はみんなで限られたパイを奪い合っている状況

結局今は、限られてしまったパイを、教材会社や英会話スクール、コーチングスクール、オンライン英会話、それぞれが一斉に奪い合っているのが正しい現状認識と言えます。

英語業界は、ライフラインや食料品のように、人々がマストで毎月お金を払うビジネスではありません。

相変わらずコロナのニュースが連日のように報道され、海外への渡航も制限されている現状、「英語を積極的に学びたい」と思う人それ自体が減っているのは、仕方がない話です。

だからなのか、このご時世にあえて英語にお金を投資する。そんな人達の目的は明確です。

「英語を話せるようになりたい!」という漠然な理由ではなく、

・就職や転職のためにTOEICを取得して不安な未来に選択肢を残したい人

・今現在、海外とのミーティングなどで「英語を話せるようにならなければいけない」緊急性が高い人

・言うまでもなく経済的な余裕がある人

などが、英語にお金を使っていると考えています。

コロナが収束すればすべて「元通り」になるか?

個人的には、もはや2020年2月以前の世界に戻ることはないと予想しています。

リアルで英会話スクールに通うことが当たり前だった時代ではなく、オンラインは様々な場面で日常化するでしょう。

そして、「英語を話せるようになりたい」という漠然な欲求は今後ますます、雲散霧消すると予想しています。現実として、日本人の平均年収は年々下がり続け、日本が発展途上国化しているからです。

逆に言えば、このような現状のなか、「誰がわざわざ英語にお金を使うのか?」という問いを真正面から見つめることができる会社が、生き残っていくでしょう。

もしくは、一部の受験産業は、少子化が極まるまでは、生き残っていくでしょう。

「大人の英会話」より、高校受験や大学受験に特化した英語ビジネスの方が、ニーズの面では大きくなるかもしれません。

現実から今後を検討する

あまり明るくない話を書いてきましたが、英会話のなかでもある特定の年齢層に関しては、それほどニーズは変わっていない印象を受けます。

オープンな記事なので具体的にどことは書きませんが、大切なのは今までの集客ルールや考え方は今後通じない可能性が高いということです。

なぜなら英語業界のパイそれ自体が楽観できる状況ではなく、そもそも日本の経済それ自体が、心配な状態にあるからです。

当然、昔と同じような気持ちで英語にお金を使う人はますます減少していくことでしょう。この点、大切なのは、過去の成功体験や常識の延長線ではなく、目の前の現実から今後を検討していくことでしょう。

「1年もすればコロナが収束して、昔のように戻る!」

となればいいかもしれませんが、今は今でこれからはこれから。希望を見ようとするのではなく改めて、現実から打開策を考えていく必要があるでしょう。

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